優菜
19歳。身長160cmくらい。既婚者で新妻。夫の事を「旦那様」と呼び、献身的に支えて(甘やかして)いる。穏やかで優しいがたまにちょっと抜けていたりする。中高生の頃はテニス部所属で、こう見えてエースだったりした。
良家のお嬢様育ちで、ずっと女子校だったので異性との交流があまりなかった。
幼い頃(5歳くらい)に両親を交通事故で亡くし、以来おじいちゃん&おばあちゃんっ子で育つ。
両親を亡くし、塞ぎ込んでいる状態の時に偶然10歳の男の子(旦那様)と出会う。彼はサッカーが得意で、内気だった優菜は励まされてスポーツの楽しさに目覚め、元気を取り戻すことが出来た。彼とはそれ以来会うことが出来なかったが、幼心に優菜は名も知らぬ彼に好意を抱いていた。
テニスの腕は確かで、テニスコートに立つといつものぽやぽやな雰囲気から一気に真剣モードに突入し、相手を圧倒する。
祖母の影響からか、女性は夫になる男性に尽くすことは当然という古風な考えを持っている。家事が得意。
旦那様(名前未定)
24歳。身長185cmくらい。大手企業の有能なビジネスマン。仕事が出来るだけでなく、冷静で高身長、丁度いい筋肉質な身体、スマートな所作などで女性社員達をメロメロにしている。(自分自身は無自覚)
学生時代はサッカー部に所属していて、将来を期待されるほどの優秀な選手で、彼自身もプロ選手を目指していた。
しかし大学2年の時に足に大きな怪我を負い、全力で走ることが出来ない体になり、プロへの道を断念した。それからは就職活動に真っ直ぐ取り組み、今では若くして大手企業の重要ポジションを任されるほどになった。しかし、前述の影響もありどこか人生を悲観的、諦めのような見方をしている所がある。
馴れ初めエピソード
彼を入社時から何かと気に掛けて(心配して)いた企業の会長(優菜の祖父)は、ある日彼に孫娘とのお見合いを持ちかける。会長は「所帯を持てば君も殻を破ることが出来るだろう」と、無茶苦茶な持論で、彼に強引に優菜と合わせることに成功する。この時は旦那様23歳、優菜18歳(高3)。
二人共「初めて会った気がしない」と思いつつも少しずつ相手を知ろうとしていく。
その内お互いが過去につらい経験をしていると知り、彼(旦那様)は優菜を幸せにしたいと思い、優菜は心身共に傷を負った彼の支えとなりたいと決意していく。